人材不足の職業領域の人間は大抵精神的に余裕がない。そして話す言葉が荒んでいる。

気持わかります。素直に手伝ってて言えない性格の人が多いですね。そういうの自縄自縛だと思うのですが...それは確実に人を遠ざける言動なので、改めないと人材不足が解消しないばっかりだと思います。

 

その上で、サラリーマン的な古めかしい、そして生産性のない権力闘争が絡んでくると本当に手に負えないですね。そういう会社には関わらないのが一番です。

 

そして、大体そういうところの社員は、みんな説明がとても下手くそです。すべては日本語能力が足りないことから始まるコミュニケーション不全なのですが...以心伝心なんてそんな甘えたことを言ってるから駄目になるのです。

 

残念ながら日本の企業は閉ざされているので、科学的な解決方法があるにもかかわらず、中々それが実践されません。言ってみれば医者嫌いの病人のようなものです。

 

そういうことをしていくと、誰かがやり始めたおかしな事が、そのまま、まかり通るような土壌が形成されるわけです。そのうち会社全体が宗教化して、明らかにこれは馬鹿だろというようなことを末端の社員がやらされる羽目になるのです。

 

これと言った所掌業務を持たない官公庁なんかに、そういう間の抜けた業務慣行が蔓延ってますね。そして、どこかの新興宗教が同じような状態です。一部の幹部も頭を痛めているのが現状でしょう。肝心の集団にとって本質的な行動指針は明文化されていないのにもかかわらず、どうでもいいことばかりが、きっちりマニュアル化されているという...そういう間の抜けた光景をいくつも見てきました。

 

教祖的存在が大哲学者だからなのでしょうか...トップダウンが強すぎて、末端が集団の本質じゃない方の駄目なマニュアルに従う人間ばかりになってます。殆どが昭和のサラリーマン文化によって生み出されたもので、それがエスニシティ化した結果として、部外者からは、その規則性が一目瞭然になっています。なぜだかわかりませんが、多くの人が昭和独特の浪花節の世界を真空パックにしたような滑稽さを醸し出しています。

 

そういう人は、概ね自分の存在が場違いだということに気づけない、歩く啓蒙の弁証法の良いサンプルになっています。

 

少しでもいいので、自分の考えていることや、見ている現実を言葉にできるようになるための練習をしてください。アイディアは共有するものです。例え違った考え方があったとしても、違っているからと言って淘汰するために実力行使するのは時間の無駄です。働く上で気をつけなければいけないことが、ほんの些細なことでも言語化されているのであれば、日々のイライラも段々と解消されていくことでしょう。実際、あなたの感じているストレスはそういったことを怠ってきたことが原因です。

 

そうなる前に、きちんと必要なことを言語化するということを心掛けてください。それができるようになれば、その場のノリや、周りに流されて何かをすることも少なくなると思います。